童話っていいね!~おすすめ童話のご紹介~

天使のかいかた

天使のかいかた

なかがわ ちひろ:作
出版社:理論社 ISBN:978-4-652-00901-7
2002年11月発行 1,200円+税

作者のなかがわ ちひろさんは、翻訳家として『ふしぎをのせたアリエル号』(徳間書店)、「チムシリーズ」(福音館書店)など多くの訳書を手がける一方、創作絵本『のはらひめ』、『たこのななちゃん』(徳間書店)などを出版しています。

ココがいいね!

記念日って色々あって面白いですよね。毎年10月4日は世界動物の日(World animal day)。世界各地で動物愛護・動物保護のための様々な活動が行われるそうです。そこで今回は、ちょっと変わったペットを飼うことになった女の子のお話をご紹介します。

お友達は犬や猫などのペットを飼っているのに、“さち”のお母さんはペットを飼うことを許してくれません。ある日、“さち”は野原でとっても小さな“天使”を拾います。「天使ならいいわよ」ってお母さんが言ったので、“さち”は天使を飼うことにしました。クッキーの空き箱で家を作り、あまったレースの切れはしで洋服を作ってあげたけれど、肝心なご飯がわかりません。そこで“天使”に聞いてみると、意外な答えが返ってきました。さて、“天使”のご飯っていったい何なのでしょう。

“さち”と“天使”のやりとりがとても微笑ましくて、自分の近くにもこんな“天使”がいてくれたら…と、想像して楽しくなることでしょう。誰かに自分の気持ちを伝えるってとても勇気のいることですよね。迷ったり悩んだりする “さち”に、共感する子どもたちも多いのではないでしょうか。

いつも誰かが見守ってくれているという安心感は、とても大きな力になることを教えてくれる1冊です。みんなも自分だけに見える“天使”みたいな存在を見つけて、いろんなことにチャレンジできると「いいね!」