童話っていいね!~おすすめ童話のご紹介~

おともださにナリマ小

おともださにナリマ小

たかどの ほうこ:作
にしむら あつこ:絵
出版社:フレーベル館 ISBN:978-4-577-03085-1
2005年5月発行 1,000円+税

作者のたかどの ほうこさんは、1955年、北海道生まれ。東京女子大学文理学部日本文学科卒業。『へんてこもりにいこうよ』(偕成社)、『いたずらおばあさん』(フレーベル館)の二作で路傍の石幼少年文学賞を、『十一月の扉』(リブリオ出版)で産経児童出版文化賞を受賞しています。

絵のにしむら あつこさんは、1972年、東京都生まれ。文化服装学院卒業。主な作品に、絵本『ゆうびんやさんのホネホネさん』(福音館書店)、『野をこえて』(ビリケン出版)、挿し絵『コブタくんとコヤギさんのおはなし』(福音館書店)などがあります。

ココがいいね!

新学期が始まりましたね。新しいお友達ができて、楽しい毎日を過ごしている子どもたちも多いのではないでしょうか。今回は、1年生になったばかりの男の子が小学校で体験した、不思議な出来事のお話をご紹介します。

1年生になったハルオは、山の中の小さな小学校に通っています。ある月曜日の朝、待ち合わせ場所にいくと、いつも一緒に小学校へ行くお友達がいないのです。はじめて1人で通る山道は少し怖くて、迷子になってしまったのでは…と、胸がドキドキ。ようやくたどり着いた学校は、なんだかいつもと少し様子が違う気がします。やってもいない宿題で、ハルオが先生に褒められたのは、いったいなぜなのでしょう…。

不思議なことが次々と起こる小学校。ユーモラスなお友達の様子や、心やさしいハルオとのやりとりがほのぼのとしていて、ページをめくるたびに心があたたかくなりますよ。

最後まで読み進めるうちに、不思議なタイトルの謎も解けてくることでしょう。楽しげな子どもたちのイラストもこのお話にピッタリです。みんなにも新しい出会いがあって、素敵なお友達が出来たら「いいね!」