童話っていいね!~おすすめ童話のご紹介~

メアリー・スミス

メアリー・スミス

アンドレア・ユーレン:作
千葉茂樹:訳
出版社:光村教育図書 ISBN:978-4-89572-640-5
2004年7月発行 1,400円+税

作者のアンドレア・ユーレンさんは、アメリカ・オレゴン州育ち。6人兄弟のなか、たったひとりの女の子としておてんばな幼少期を送りました。ロードアイランド美術学校、クーパー・ユニオン美術学校、ホイットニー・アメリカ美術館で学び、2001年に絵本作家としてデビューしました。

訳者の千葉茂樹さんは、1959年、北海道生まれ。国際基督教大学卒業後、出版社に勤務し、児童書の編集に携わった後、フリーの翻訳家として活躍しています。『あたまにつまった石ころが』、『たのしいローマ数字』(ともに光村教育図書)など多数の訳書があります。

ココがいいね!

11月23日は勤労感謝の日ですね。今回は、むかしむかしのイギリスで、ちょっと変わったお仕事をして、みんなの役に立っていた女の人のお話をご紹介します。

メアリー・スミスは毎朝、夜明け前に町へ出かけていきます。とある家の前で立ち止まると、ポケットから取り出したチューブに豆を入れてプッとひと吹き! 豆が見事に窓に命中すると、寝ぼけ顔の住人が窓から顔を出して「ありがとう」とお礼をいいました。おやおや、窓に豆をぶつけても怒られないなんて、不思議ですね。さて、メアリー・スミスは、いったいどんなお仕事をしていたのでしょうか。

お話の中で、メアリー・スミスが家々を巡って歩き回る様子を読み進めるうちに、まるで昔の町にタイムスリップしたみたいな気持ちになるとともに、自分の仕事をきちんとやりとげることの大切さや、まわりのみんなに感謝される喜びについて気づかせてくれるお話です。お話の最後、メアリー・スミスに起こるハプニングには、きっとクスッと笑えますよ。

みんなも頑張っておうちの人のお手伝いをして、ありがとうと言ってもらえたら「いいね!」