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雪の女王

雪の女王

ハンス・クリスチャン・アンデルセン:著
朝比奈かおる:絵
木村由利子:訳
偕成社 :ISBN:978-4-03-516500-2
2005年4月初版発行 1,000円+税

著者のアンデルセンは1805年、デンマーク生まれ。30歳のとき、イタリア旅行の体験をつづった「即興詩人」で作家デビューしました。その後、70歳で亡くなるまで150編あまりの童話を書き、現在も世界中の人々から愛読され続けています。
挿絵者の朝比奈かおるは1971年、福井県生まれ。福井大学工学部建築工学科卒業後、建築設計等の仕事を経て、イラストレーターとして活躍しています。作品に「もりのにんぎょう」(文溪堂)などがあります。
訳者の木村由利子は、1947年生まれ。大阪外国語大学デンマーク語学科卒業後、北欧の児童文学、英米文学などの翻訳を広く手掛けています。訳書に「みにくいあひるの子」(ほるぷ出版)などがあります。

ココがいいね!

現在、この作品が原作の映画「雪の女王」新訳版が公開されています。50年前にソビエト連邦(当時)で映画化されたもので、日本を代表する映画監督・宮崎駿氏が「運命の作品」と呼び、強い感銘を受けたと言われています。

この本の読みどころ

雪の女王によって愛も喜びもない氷の世界へ連れ去られてしまった友達カイを助けるために、少女ゲルダは旅に出ます。「カイを助けたい」というゲルダの一途な想いが行く先々で奇跡を起こしていきます。
宮崎映画の原点ともいえるこの作品は、希望を捨てずに生きることの大切さを教えてくれる物語です。