童話っていいね!

『えのすきなねこさん』

『えのすきなねこさん』 表紙
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作者のにしまき かやこさんは、1939年、東京都生まれ。東京芸術大学美術学部工芸科卒業。『えのすきなねこさん』(童心社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。主な作品に『わたしのワンピース』『ふんふんなんだかいいにおい』(こぐま社)、『ちいさなきいろいかさ』(もりひさし文、金の星社、産経児童出版文化賞受賞)などがあります。

『えのすきなねこさん』

にしまき かやこ:作・絵
出版社:童心社 ISBN:978-4-494-00628-1
1986年2月発行 1,200円+税

ココがいいね!

食欲、読書、スポーツなど、「○○の秋」という言葉を耳にする季節になりましたね。今回は、芸術の秋! 絵を描くことが大好きな“ねこさん”のお話をご紹介します。

“ねこさん”は、毎日、絵を描いて暮らしていました。ですが、お友達から、絵なんてなんの役にも立たないと言われてしまいます。それでも“ねこさん”は、絵を描き続けていました。ある雨の日、お友達が、“ねこさん”の家に遊びにやってきました。“ねこさん”の絵を見たお友達は、どんな様子だったのでしょう…。

お友達に何を言われても描き続ける“ねこさん”の芯の強さや、お友達から言われた言葉に思いつめる“ねこさん”の心境が、じわりと伝わってきます。“ねこさん”の描く絵にも、注目です。

自分が取り組んでいることに自信をなくす瞬間は、誰にでもあるかもしれません。そんなときにこのお話を読むと、勇気や力をもらえそうです。“ねこさん”のように、みんなも、夢中になれることを見つけられたら「いいね!」